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「ジ・エンド・オブ・ダークナイト」
そんなに長くない不思議の世界の冒険譚
※この作品の更新速度は非常に遅いです


NEW!!
2014/8/20
声のした方へ光源の魔法を向ける。光の球体はエンリケの意のままに動いた
巨大な影……人間ほどもある飛行物体が闇を横切り、消えた
エンリケはその影に見覚えがあった。エンリケもよく知る生物、ハーピィだ
ハーピィは人間の頭と胴体、鳥の羽と脚を持つ。知能を持ち、人語を解するのだ
エンリケは、この生物の捕縛を試みた



ログ

2012/3/2
エンリケ(地球語訳)は長い旅の中にいた。暗い暗い時空の旅に
彼は聖堂の中で瞑想をしていた。魂だけを遥か未来へと飛ばし、予言を行うのだ
予言は過去何度も挑戦的に行われ、多くの魂が帰らぬままになった
危険な旅だった。だが、危機はすぐそこにあるのだ。過去何度もあった予言の成功
そのすべてが、衰退の果ての破滅を予見しているのだ。エンリケは、その先を目指していた


2012/3/3
気付くと彼は闇の中にいた。予見された永久の闇の夜だ
手探りで這いまわるようにして移動する。この時代太陽は滅びて久しい
遠くに紅い光が見える。火山だろうか。爆発音も遥か遠くに聞こえる
とりあえず魔力の残滓を探さねば魔法も使えない。この時代ほとんどの魔力は劣化し使いものにならない
手が何かに触れる。何かの白骨死体のようだ。幸運にも魔力を帯びている。彼は魔力を採集しはじめた


2012/3/9
エンリケはいくつかの魔力の残滓を採集することに成功する
それを収束、変換し、明かりの魔法を導き出す。やがてそれは成功し彼は明かりを灯すことができた
静かな世界だった。溶岩の固まった草も生えてない地面。あちこちがひび割れ結晶した鉱石が覗いている
生き物の気配は無い。虫や鳥の気配も無い。遠くに赤い光。かすかな爆発音。火山だろうか
火山活動があるならば、少なくともラヴァシルフはいるのだろう。この世界は瀕死ながらも、まだ生きている


2012/3/17
足元の白骨死体をよく調べる。人型のようだ。丸い頭蓋骨に長い四肢
42歳のエンリケだが、白骨死体はその中肉中背の長身と比べて随分小柄に見えた
子供だろうか、子供がこんな何もない荒野で野たれ死ぬものだろうか?しかも魔力を帯びている
とりあえず周辺の探索を始めた。数時間ほどそのあたりを歩きまわる
いまは霊体のエンリケである。睡眠や飲食の必要性、疲労は無い


2012/3/23
やがて彼はひとつの野営跡を見つけた。炭になった固形燃料と灰の跡だ
調理をしたのだろうか? 鳥の骨のようなものが捨ててあった
少なくとも火を使って料理できるような知的生命体がいるということか? さっきの白骨の種族だろうか
詳しく観察してみると、その跡は大分新しいものだということに気付いた
鳥の骨のようなものは乾燥しきっておらずまだ水気があるのだ


2012/9/9
その他にめぼしい情報は見つからなかったのでとりあえず火山の方へと歩き出した
火山のエネルギーを利用し活動している生命がいるかもしれない
魔力は自然に凝固することは無く常に拡散していく
人為的な方法や生命活動によって凝縮した形で固定する必要があるのだ
どれくらい歩いただろうか、闇の中、かすかに甲高い何かの鳴き声が聞こえた気がした







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